こんにちは。
突然ですが
ポジティブとネガティブ。
どちらの思考が大切だと思いますか。
答えは
両方です。
『え!ネガティブな思考なんて良くないに決まってる!』
と思っている方もいると思います。
確かにネガティブな思考は幸せな人生は訪れません。
ポジティブな思考の方が幸せな人生を送れます。
しかし、人間ですからポジティブな面とネガティブな面、両方持っていて良いのです。
大切なのは、『ポジティブな選択』をする事です。
どうしてネガティブな思考も持っていて良いのかと言うと、それは他人からのネガティブな思考や相談などを理解出来るからです。
例えば、新入社員が仕事に慣れず
『私って必要なのでしょうか?』
と相談された時、ポジティブ思考しかなと
『大丈夫!大丈夫!去年は居なかったし、なんとでもなる!大丈夫!気にすることはない!』
とポジティブ思考全開のポジティブ上司は良かれと思い言ったとする。
しかし新入社員は、『あ、この人わかってくれてない。相談しても無駄だ。私の気持ちは理解してくれない。』
と思ったしまう。
しかし、ネガティブな思考も持っている上司は同じ相談でも
『わかるよ〜。1年目は出来る仕事も少ないし、結果もなかなか出ない。私もそうだったな〜。』
と理解し、気持ちを共有してあげる事が出来る。
すると相談した新入社員は
『共感してくれた〜!気持ちをわかってくれた〜!』
と認められた気持ちになるのです。
人は否定されたり理解してくれない事が1番疎外感を感じ、反骨心が生まれます。
反対に共有して承認してくれると心のモヤモヤはスッと消える事があります。
『あ〜わかってもらえた〜!』
という大切な大切な気持ちです。
ネガティブな面を理解出来るという事は、人を育てたり人と関わる為には必要だという事です。
特に会社組織ではとても大切な事なんです。
家庭でも一緒ですね。
例えばですが妻や子が
『今日は学校に行きたくない』
『仕事で嫌な事があった。』
なども認知する事が大切です。
『そうかそうか。話しを聞くよ』
と寄り添い気持ちを承認してあげる事がネガティブな思考を理解するという事ですね。
ネガティブな面を理解出来ないポジティブな人だと
『大丈夫大丈夫〜!』と
そこで話は終わってしまいますよね。承認も理解も共有もしていないです。本人はポジティブな思考だからネガティブな思考の人を理解出来ないのです。
すると
『この人に話してもムダだ。否定されるだけ。理解してくれない。』という気持ちになり、どんどん距離は広がるばかり。
つまり
【ネガティブな思考を持っていても結果としてポジティブな選択をすればオッケー!】
という事です。
人はネガティブな面もポジティブな面もあっていいのです。
人生は数々の出来事があり、その場面場面でポジティブもネガティブな面もあります。
両方とも認知した上で大切なのは意図的にポジティブを選ぶ!という事。
ネガティブな思考、そしてネガティブな共有は誰も幸せになりません。
『私はネガティブな方が興奮してハッピー!』なんて人は誰一人としていないですよね?
ポジティブな思考の方が脳内には幸福物質が流れるように私たち人間は出来ていますのでポジティブな思考の方が絶対に幸せになれます。
例えばですが
『うちの社長は確かに言ってる事は正しいと思うけど、現場ではこんな事が起きていて、ちょっと理解出来ないし納得いかないです。』
とか言って
『わかる〜。そうなんだよ。』
と最初の取っ掛かりではこんな内容でもいいかもしれませんが、そのままだとずっと悪口の言い合いで社長を悪者にして終わってしまう。
これは誰も幸せになっていません。
社長も不幸。社員も不幸。あなたも不幸になってしまいます。
これは選択としては誰も幸せになっていないから良くないです。
話しを共有した上で
『でもね。私は社長が言っている事をみんなと為だと理解出来るようにやっとなれたのさ。』
『最初は理解出来なかったけど、なんでそんか事を言うのだろう。
ってよくよく考えてみると、結果的にはそれは社員の為にそう言ってるんだなってわかってきたんだよ』
とポジティブな面をしっかり照らしてあげて社員に伝えてあげる。
ですからネガティブな面があること自体で落ち込む必要はありません。
ネガティブな面がわかる事自体がポジティブ思考でありポジティブな選択をする必要なプロセスなんです。
そしてポジティブな選択を一緒にやろうね!
って伝えるのが会社組織でいうと上司の役割なんです。
ですから、ネガティブな面を理解してあげる事が人間社会には大切なんですよね。
コメント