こんにちは!
ハッピーライフコンサルタントのdoiです!
今回は、ご質問をいただいた
【起立性低血圧症】
についてお伝え致します。
↑低血圧についてはこちらから。
起立性低血圧症とは?
起立性低血圧症は、急に立ち上がった時に血圧が下がり、ふらつきやめまい、動悸、視野のかすみ、時には失神をしてしまう事もあります。
つまり、たちくらみです。
起立性低血圧症の原因その1
あおむけに寝ている状態から立ち上がったときに、重力の関係から多くの血液が下肢などに集まることになり、心臓に戻る血液が少なくなります。
すると、心臓から送り出される血液の量が減るため低血圧となり、起立性低血圧が発症します。
通常であれば血液の減少を代償する形で神経が働きますが、神経の働きが鈍っている場合には自律神経がうまく働かずに起立性低血圧が発症します。
起立性低血圧を発症する病気は糖尿病が代表的であり、糖尿病性ニューロパチーの一環として神経の働きが悪くなり起立性低血圧が発症します。
その他、パーキンソン病や多系統萎縮なども原因となります。
起立性低血圧症の原因その2
血管内の血液量が正常よりも少ない状況であっても起立性低血圧が発症しやすくなります。
具体的には、妊娠、生理中、ホルモンバランスの乱れ、消化管出血(胃や腸の血管から出血すること)なども起立性低血圧の原因となります。
起立性低血圧症の原因その3
薬剤性の起立性低血圧もあります。利尿剤、α遮断薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬、抗うつ薬など原因となる薬剤は多岐に渡ります。
しかし、こうした明らかな原因を同定できない起立性低血圧症も存在します。
原因不明の起立性低血圧症
原因のはっきりしない起立性低血圧を特発性起立性低血圧といいます。
症状を予防するためには、あわてずゆっくりと動きましょう。
人混みや暑さで症状が出やすい人も、その状態をできるだけ避けるようにします。
また、運動で筋肉を鍛えたり、弾性ストッキング・弾性腹帯などの弾性着衣を着用することも症状の改善に役立ちます。
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起立性低血圧症の対策
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起き上がる時は、ゆっくりと時間をかけて姿勢を変えながら起き上がる。
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朝起きる時、食後、排便時、飲酒時、夏場、浴槽から出る風呂上がり時は、特に注意が必要!
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急に立ち上がらない。
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イスから立ち上がる際は、ゆっくり立ち上がる。
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立ち上がった時は、その場で足踏みをする。
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便秘を解消する。排泄時は力むので血圧の低下をもたらす。
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ミネラルやビタミンを含んだ栄養バランスのよい食事を摂る。
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低血圧の人は、水分をこまめに飲む。
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高血圧を予防・改善する。
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鉄分を摂取する。
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体操や運動を積極的に行い、血行を改善する。
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体操やリハビリ、運動をする。
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弾性ストッキングを着用し、足を適度に締め付け下半身に血液が溜まりにくくする。
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睡眠をしっかり取る。
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ストレスを解消する
自分がどの起立性低血圧症なのかを分析し、急なめまいやふらつき、失神の予防・治療の参考になればと思います。
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